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「ルーマニアの味をおみやげに!」 ルーマニアを楽しむ Vol.3

ライター(ルーマニア観光局公認アドバイザー) 川上・L・れい子

最近、旅先のスーパーや市場で旅行者がおみやげを買うことは一般的になっているようです。そこで、ルーマニアの味を手軽に楽しめるおみやげを紹介します。以前に比べ、外国人旅行者向けになってきた商品も多いですよ。

まず大量買いできるお菓子・おつまみ系では、チョコレート。ルーマニアメーカーの中でも"当たり"なのは Poiana です。ルーマニアではスイスやオーストリアなどからの輸入品も多く、不味いチョコはだいぶ淘汰されましたが、不味すぎる(!)チョコもまだまだ見かけます。Poiana チョコは、ミルクのなめらかさが自然で、種類も豊富なのでおススメ。レーズンやクルミ入りの板チョコ、大きなお店で買えるチェリーチョコ等もありますが、ルーマニアの生活でおいしく食べられるものは、チョコと組み合わせてもおいしいです。季節限定のコゾナック・チョコ(ルーマニアの伝統ケーキ味)は貴重ですので見つけたらぜひお買い求めください。
そして、ひまわりの種。現地では殻付が主流で、殻をぺっぺっと飛ばしながら食べるのですが、スーパーでは殻をむいた少量パックも売られています。お酒に合いそうな濃い目の塩味と香ばしさは日本人にも好まれます。

チョコレートとひまわりの種

写真左/ハズレないチョコメーカー Poiana の製品 
写真右/ひまわりの種。ルーマニア風に、というならば、やはり殻付を!

ルーマニアに限らず、ヨーロッパの人達が必ず買うワイン。やはりこちらでもスーパーの売り場が非常に広く迷います。隠れたワイン名産地であるルーマニアでは、郊外のワイナリーで在住外国人が箱で買い付けるのを何度も見ました。スーパーでは200〜375mlのミニボトルも最近増えています。水もワインも大ボトルで飲むルーマニア人が多い中、外国人が試しやすいようになっているのですね(市場での自家製ワインは大瓶が主流です!)。

少量傾向・個包装では、お湯で溶くだけのホットワインの素もこの時期売れています。ホットワイン用スパイスや料理用の香草も便利。クノールやマギーなど海外インスタント食品ブランドでも、ルーマニアの食事に必ず出る各種スープがずらり。具もルーマニアの家庭や田舎の味を想定しているせいか、良心的で大きいですよ。また肉に混ぜて焼くだけで作れるミティティ(棒状スパイスソーセージ)のスパイスの素や、肉でもロールキャベツでもトマトで煮込む際にちょっと一味つける香草や香辛料のパックもあります。

ワインとホットワイン用スパイス

写真左/ワインのミニボトルは実に便利! 
写真右/ホットワイン用スパイスにはアニス、カルダモン、シナモンなどがミックスされている



スープ

写真左/ルーマニアの食事に必ず出る各種スープもインスタント商品に
写真右/左のスープには、こんな大きなダンプリング(小麦粉を練っただんご)が入っている

ピクルスで使われるお酢はワインビネガーが主ですが、最近ではピクルス用に調整されたお酢もあり、そのまま野菜を漬ければ簡単に現地の味を再現できます。ちなみに、ピクルス、野菜の煮込み(ザクスカ)のデリカテッセンは、現地の人も忙しい時に重宝する品です。ルーマニアらしい太いキュウリやニンニクや香草など入った田舎風のピクルスを是非チェックしてみてください。
ジャム果物煮(コンポート)も人気で、まだ緑の若いクルミを使ったクルミのジャム、農家直送の蜂蜜もスーパーや市場で必ず見かけます。より上級の方はママリガ(とうもろこしの粉を水に入れ熱して練ったもの。イタリアでいうポレンタ)の粉を。煮込み料理にママリガをつけると、懐かしいルーマニアになりますね。市場で田舎からのママリガ粉を買うとよりいっそう素朴な味に。
それから主食のパンもルーマニアのものは小麦の味がしっかりして中はもっちり、外はパリパリです。潰れないように気をつけて帰国日前日に買えば、日本でも美味しく頂けます。

ワインビネガーとママリガの粉

写真左/こちらはワインビネガー。りんご酢も甘さが控えめで人気。1リットル1ユーロ程度 
写真右/市場でのママリガの粉(トウモロコシ粉)

おいしそうなパン

小麦の味がしっかりして中はもっちり、外はパリパリのルーマニアのパン 1斤約1.5〜2.0 Lei(0.5〜1ユーロ)

帰国の荷物に、たくさんルーマニアの味を詰め込む前の注意事項。瓶もの、汁ものの鉄則は、必ず逆さまにして振って漏れがないか確認すること。スパイス類は密閉されていますが、外袋からでも香りが結構強いので驚かないように(笑。このあたりはまだまだルーマニアらしさが残ります)。そんなその国らしさもおみやげのひとつでしょうか。
最後に――日本に持ち帰りはできませんが、市場や道端で農家が直売しているリンゴやブドウなど果物はシーズンではびっくりするくらい安くおいしさに驚きます。ずっと記憶に残るおいしさは、自分が思い出として持ち帰りたい、一番のおみやげかもしれませんね。

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