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UK出身のエド・シーランの音楽と旅<読プレ付き>
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初来日した新鋭シンガー・ソングライター、
UK出身のエド・シーランの音楽と旅<読プレ付き>

ライター 富永直美

ライブでのエド

「住所不定のストリート・シンガー」というキャッチフレーズをもつUK出身のアーティスト、エド・シーラン。2011年、メジャー・デビュー・シングルが全英3位で初登場、9月にイギリスで先行リリースされたファーストアルバムは全英チャート初登場1位、発売週にゴールド・ディスクを獲得するなど、話題の新人シンガー・ソングライターだ。

エド・シーランは1991年イギリス東部サフォーク州生まれの21歳。叔父からもらったギターで練習を始め、11歳の時にアイルランドのフォークシンガー、ダミアン・ライスと出会い作曲をスタート。16歳でロンドンに移住し、昼間はスタジオ、夜はライブという日々を過ごしていた。自主制作CDを手売りしてライブの資金を稼ぎ、2009 年には年間312回ものライブを敢行。

2011年1月にメジャーレーベルAtlantic傘下のアサイラムと契約を結び、シングル『The A Team』をメジャーデビュー。本シングルは全英シングルチャート3位で初登場、以降トップ5を5週記録する大ヒット。デビュー曲としては2011年イギリスで最も売れたシングルとなった。同曲のミュージック・ビデオは、YouTubeで500万ビューを記録。9月にはメジャー・デビュー・アルバム『+』をリリースし、全英ヒットチャートの首位に輝いた。

イベントを行ったテキサスからそのまま日本へやって来たエド・シーランは、本インタビューの翌日、代官山UNITでライブを行い、翌朝のフライトでイギリスへ帰国するというハードスケジュール。時差ぼけで眠気に襲われる時間帯に行われたインタビューだったが一問一問、一生懸命答えてくれた。

一生懸命答えてくれるエド。まだあどけなさが残る21歳

赤毛のボサボサ頭がトレードマークのエドは、まだあどけなさが残る21歳。大の猫好きでパーカーやギター、ストラップにも猫の足跡のマークが...

意識的にやっていることはひとつもないんだ。
アコースティックな音楽スタイルも全然変わっていない。

Q 最初からストリート・シンガーであることにこだわって活動してきたのですか?
どうなんだろう。自分では特に意識してやってないんだ。作る音楽にしても自分がそのときにやりたいことをやっているだけ。どれも意識的にやっていることではない。
Q これだけ売れてしまうとストリート・シンガーとして活動するのは難しくありませんか?
そうだね、今実際難しい。それは僕がやりたくないのではなく、海外の活動が多くなってやりたくてもその時間がないのが正直なところ。今は、睡眠時間をきちんととることも難しい。
Q いつからアコースティックな音楽スタイルになったのですか?
僕は曲を書いて演奏するのに至るまでアコースティックで、というのが当初からのスタイルで全然変わっていない。このスタイルが好きなんだ。
Q ライブをする場所はどうやって決めているのですか?
多くは知り合った人に「こんな会場があるよ」と言われて、とりあえず行ってみて様子をみる。そんなスタンスなんだ。そうやって行って演奏してみた結果、うまくいかなったことも何度もあるし、結構いろいろ不思議な経験をしているよ。
Q 2010年に単身ロサンジェルスに渡ってライブをしたそうですが、そのときのLAの印象は?
ロンドンと似ていると思った。ロンドンもLAも音楽シーンが盛り上がっていて、オーディエンスの気持ちが共通していると感じたんだ。

英国全土の地図を眺めるエド

生まれ故郷のサフォーク州を探すエド。話がスコットランドのラジオツアーに及んだとき、英国全土の地図を眺めて「こんなに大きかったんだスコットランドって!」と驚きの声を上げる。聞けば「地理は苦手だったんだよね、それに普段は地図を全然見ないで移動しているからね」とのこと

故郷のサフォークは静かで素敵なところなのでおすすめ。
ロンドンのミュージックシーンも体感してみてほしいな。

Q 生まれ育った故郷であるサフォーク州はどんなところですか?
本当に素敵なところなんだ。静かだし、観光するにもいいところだと思う。住んでいた近くの町、サットン・フー(Sutton Ho)にはヴァイキングのお墓があったよ(エド・シーランはサットン・フーの北にあるフラムリンガム(Framlingham)という町が出身地)。
Q 16歳でサフォークから移住したロンドンの第一印象は?
とにかく変化が大きかった。とても静かなサフォークからロンドンという眠らない街へ出てきたから。最初は、交通量が激しくてちょっと怖いなという感じがした。今では地下鉄を乗りこなせるようになって足回りはよくなったけど、街自体は5年前とあまり変わっていないと思う。
Q お気に入りの場所を教えてください。
故郷であるサフォークにある町ノーリッジ(Norwich)、それからブライトン(Brighton/イングランド地方南東部イースト・サセックス州西端にある観光都市)。そしてスコットランドのエディンバラ、グラスゴー、アバディーン......。以前、スコットランドをぐるっと車で回るラジオ用ツアーをやったことがあるんだ。エディンバラの有名なフェスティバルは音楽だけでなく、映画やアートなどもふれられる、すばらしいイベントだよ。
Q 音楽的に気に入っている場所があれば教えてください。
僕が気に入っているのは、ベッドフォド Bedford というクラブ。サウスロンドンのバラム(Balham)にあるんだけど、ここは旅行者にもおすすめ。アコースティックな演奏だけのクラブでアコースティックな音楽が好きな人には本当にいい店だよ。バラムは、ロンドンのミュージックシーンを体感できるエリアなんだ。あまり有名ではないけど、ほんと、おすすめだよ。
Q 場所に影響されて作った曲はありますか?
ほとんどがロンドンで生活する中で作った曲だけど、『 Drunk (ドランク)』はグラスゴーで作った曲だよ。

ギターを手にするエド

インタビューの受け答え中は、いかにも21歳の青年という感じだったが、一端、ギターを手にするとプロのミュージシャンとしてのオーラが溢れ出した

リュックひとつとギター、そしてiPad。
それが僕の旅支度。タイに行ってみたいな。

Q 旅を日常的に繰り返しているエド・シーランさんはパッキングの名人なのでは? 旅支度について教えてください。
荷物はリュックサック1個が基本だよ。必ず持ち歩いているのは歯ブラシと下着、靴下、デオドラント剤。それとTシャツくらいかな。あとはギターとiPad。音楽を聴くのもiPadを使っているよ。
Q これからイギリス国内で行きたいところは? 海外では?
イギリスはほぼ全部回ちゃった。イギリス以外なら、タイかな。友達で行った人が多くて、みんなとても良かったと言うからね。
(取材:2012年3月20日 都内某所にて
インタビューは『地球の歩き方』編集部 小山田浩明が、写真は、同 小坂伸一 が担当した)

ライブでのエド インタビューが行われた翌日、代官山 UNIT で開かれたライブでは、アップテンポの曲からじっくりと聴かせるバラード調の曲まで幅広いレパートリーを披露。アンコールは「Parting Glass」を歌いながら登場し、客席フロアに下り、マイク・PAなしのギターで生歌という驚きの演出で大盛況のうちに終了。その実力を遺憾なく発揮したライブとなった。

2012年7月27日(金)〜7月29日(日)開催の「フジロックフェスティバル '12」に、エド・シーランの参加が予定されています。
フジロックフェスティバルの公式ホームページは、こちらから

■DATA

CD「プラス」(初回限定スペシャル・プライス)

CD「プラス」(初回限定スペシャル・プライス)

エド・シーラン『+/プラス』
初回限定スペシャル・プライス盤

発売日:
2012年1月18日
価格:
1,980円(税込)
規格番号:
WPCR-14317
ワーナーミュージック・ジャパン エド・シーランの公式ホームページ
⇒こちら

■読者プレゼント

エド・シーラン サイン入り地球の歩き方ガイドブックを総計5名様にプレゼントいたします。

サインが書かれた『地球の歩き方』

【プレゼント詳細】
賞品:エド・シーラン氏サイン入りガイドブック

  • A賞 地球の歩き方『イギリス』編 1冊
  • B賞 地球の歩き方『ロンドン』編 3冊
  • C賞 地球の歩き方aruco『ロンドン』編 1冊

応募締切:2012年5月20日午後11時59分

▼応募はこちらからエド・シーラン読者プレゼント応募フォーム

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