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――ドイツ観光局・プレス発表会
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2015年は、ドイツ再統一25周年。
――ドイツ観光局・プレス発表会

「地球の歩き方」プロデューサー:三戸良彦

11月18日、ドイツ観光局は改築を終えたばかりのドイツ大使公邸でプレス発表会を開催しました。テーマは「ドイツ再統一25周年」。ハンス・カール・フォン・ヴェアテルン駐日ドイツ連邦共和国大使の挨拶に続き、観光局からドイツ分断から再統一にかけて歴史的経緯を振り返りながら「壁と統一ゆかりの地」を巡る旅の提案がありました。そこで紹介された旅の中から、4つの町の情報をピックアップして紹介します。

(左)ブランデンブルク門 (右)チェックポイント・チャーリー

(左)ブランデンブルク門 ©GNTB
(右)チェックポイント・チャーリー ©visitBerlin / Scholvien

ベルリンは、まさにドイツの分断と統一のドラマの舞台であり、悲劇の歴史から驚異的な復興を遂げて現在に至るまでの歴史の証人です。すでに数々の歴史の足跡を記録していますが、2015年にはさらに「冷戦博物館」と「スパイ博物館」がオープンする予定です。さらに、歴史の舞台という過去を越えて、若々しい未来のエネルギーにあふれた最先端のカルチャーやエンターテインメントが集まる国際都市として世界中の人気を集めています。

(左)ドレスデンのフラウエン教会 (右)ライプツィヒのニコライ教会

(左)ドレスデンのフラウエン教会 ©GNTB
(右)ライプツィヒのニコライ教会 ©Leipzig Tourismus und Marketing GmbH

ドレスデンライプツィヒは、同じくらいの規模の旧東独エリアの主要都市でしたが、各々の歴史的背景から異なる魅力を見せています。ドレスデンは、ザクセン王国の首都として繁栄した宮殿の町。戦争中の空襲で瓦礫と化したフラウエン教会は、東西統一後に再建され平和と和解の象徴になりました。ライプツィヒは、中世から金融や商業で発展した商人の町。印刷や出版も盛んで、かつてはドイツの出版物の半数がここから発行されました。そんなこの町の自由な気風が、ベルリンの壁崩壊のきっかけとなったニコライ教会での平和デモを実現させたのかもしれません。ライプツィヒは東独民主化発祥の地です。

グリーンベルトの自然保護区

グリーンベルトの自然保護区 ©Grafschaft Bentheim Tourismus, photo: R. Schubert

ガイザは、テューリンゲン州の州都・エアフルトから車で約2時間ほどのところにあるかつての東西ドイツ国境の町です。ここでは東西冷戦当時の国境監視施設「ポイントアルファ」がメモリアルとして公開されています。当時の国境線は、現在グリーンベルトとして自然保護区になっています。ハイキングコースも整備され、自然に親しむ今後注目の観光資源として期待されています。

このように、ドイツ再統一によって東部ドイツエリアに眠っていた観光地を開発し、ひとつの国としてその魅力を磨き上げて発信し、世界中から観光客を迎えることができるようになったのです。
2014年はベルリンの壁崩壊25周年。そして来年はドイツ再統一25周年を迎え、ドイツ観光局はバラエティに富んだドイツの観光の魅力に加えて、ドイツの分断と壁崩壊の歴史にスポットを当てたさまざまな関連イベントを展開する予定です。

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