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旅するハナグマ 第10回 音楽編

『地球の歩き方』編集部 旅するハナグマ応援隊
『旅するハナグマ』です。音楽はいい。ぼくは歌うのも好きだし、聞くのも好きだ。旅をしていると、いろんな音が聞こえてくる・・・

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音楽はいい。
ぼくは歌うのも好きだし、聞くのも好きだ。
旅をしていると、いろんな音が聞こえてくる。
その国その国に独自の音楽がある。
一緒に歌うのもいいし、教えてもらうのもいい。
日本の歌を教えるのも楽しいものだ。

以前、「荷物編」で書いたように、
ぼくは時々ギターを持って旅をするのである。
それは暇だからひとりで弾くのが楽しいのもあるし、
現地の人とコミュニケーションが取りやすくなるのもある。

ぼくは若い頃からギターをやっていたわけじゃない。
だから下手である。
自己流過ぎて、人に聞かせられない。
ぼくのギターの先生は、アマゾンの村にいるぺぺである。
ペペは、

である。
アマゾンの夜、時々ペペがギターを弾いて歌っている声が聞こえてくる。
それを聴いて、いつも素敵だなと思っていた。
で、ペペにその歌を教えてくれと頼んだのである。
あれだよ、スペイン語の歌とかできたらかっこよくね、
このことである。

ペペが教えてくれたのは、「カランドリア(カナリア)」という曲と、
「エントレ コパ イ コパ(杯と杯の間に・・・)」という曲だった。
コード進行やメロディーは動画で録画し、
ひとりのときでも練習できるようにした。
ただ、歌詞が全部は聞き取れないのである。
なので、歌詞を書いてくれと頼んだのだった。
だけど・・・

のである。
ううむ、困った、
何度も書いてもらうのは失礼な気がするぞ。
しかもいくつか同じ曲の動画を録らせてもらったが、
同じ曲なのに全部ちょっとずつ違う・・・
結局、ぼくなりにこんなでいいや、
どうせ日本人に聞かせてもわかんねえだろ、
と適当に済ませている次第である。

ペペに、日本語の歌を教えてくれと頼まれたこともある。
何の歌がいいだろうか?
アマゾンの人でも少し理解できるような、
身近な題材のものがよかろう。
そこにとんぼが飛んできて、
そうだ!

を教えたのである。
この歌はね、「チンチレホ(現地のとんぼの呼称)」の歌なんだよ、と。
でも意外と受けが悪くて、
何かないか何かないかと悩んだのである。

ぼくが好きだったバンドで、アンジーというバンドがある。
なかなか味のある曲が多く気に入っていたのである。
そこで、アンジーの「たむけのかもじ」という歌を教えてみた。
この歌は、ある男が彼女と汽車を見に行き、
そこで男前が現れ、彼女は汽車に乗って男前と一緒に行ってしまった、
という感じの内容の、哀愁漂うが、どことなくのん気な雰囲気のする歌なのである。
そしたら、

数年後に訪れたときでも覚えていたほどである。
アンジーさん、
アマゾンの人も喜んでくれましたよ。
すばらしい名曲ですよ。

旅で出会う音楽のすべてがいいとは限らない。
それは個人の好みによるものだからしかたないのだけれど、
ぼくにもこれだけはやめてくれという音楽がある。

ペルーである。
いまだになんというジャンルかわからないが、
ハープのようなものらしい。
ハープのようなものに、やたらと甲高い声で歌う音楽があるのである。
しかも、バスの中でよくかかっているのだが、
それを聞くと、なぜだかはわからないが、

のである。
なんという音楽か知っている人は、
「あのチンチロチンチロいうペルーの音楽はこれだよ!」係まで。


ちなみにペルーの音楽でも、フォルクローレは好きです。
カラマルカ好きです、ってカラマルカはボリビアのデュオであるが、
フォルクローレという点では同じである。


そろそろアジアの話をしよう。
ミャンマー、マンダレーの宿にいた。
ロビーでぐだぐだしていた。
この宿のスタッフは、昼間は女性しかいない。
なんとも良いのである。
夜の青年たちも、とてもウブでかわいいのだが、
そういう趣味はないので、ただいい青年だと思うだけである。

で、エアコンも効いてるし、女の子を見てれば目の保養になるしで、
ロビーでぐだぐだしていたのである。
すると、女の子のひとりが小声で何か歌っていて、それが、


であった。

しかも、日本語。
ほぼ完璧。
なんか嬉しいのだ。
ついでに一緒に歌っておきました。
ちなみに、「時の流れに身をまかせ」も歌える人多いです。
「上を向いて歩こう」もミャンマー人みんな知ってます。


中国では、日本人の歌手のCDもたくさん売っているのである。安い。
ならばせっかくだから、
日本では絶対買わないであろうCDを買ってみようではないか、
そんなことを思ったのである。
で、

いえいえ、悪意はないです。
POISONとか聞いてみたかっただけです。
にしても、いろんな意味ですばらしいCDでした・・・。

ちなみにぼくは女性が歌う中国語の響きは、なんか好きなのである。
可愛らしさと色気が同居しているというか、
不思議と好きなのである。
だって、おっさんの大声の中国語はうるさいし。
で、ケリー・チャンのCDを買いました。
ケリー、顔も結構好き。
歌も好き。

で、ついつい最近の話。
部屋を整理していたら、昔中国で買ったケリーのCDが出てきたのです。
ああ、懐かしいなあ、
ちょっと聞いてみようかなあ、と久しぶりに聞いてみたのでした。

うむ、良い・・・
なんか切ない・・・
そしたらば・・・・

おぢさん、泣いてしまいました。
ああ、恥ずかしい。
ケリーめ、もう・・・・、
ひどいじゃない、もう泣かさないって言ったじゃない!
そんな孤独なパラダイム。

さて、気を取り直して、涙をぬぐって歩き出そう。

あれはタイでのことである。
タイで絶大な人気の、カラバオという歌手がいる。
チャーンビールのCMで、「チャーーン!」って歌ってる人である。
少しひょうきんな感じの声で、
スットコスットコした曲が多いのが特徴の歌手である。
カラバオは地方に行けば行くほど、人気がある気がする。
バンコクのような都会では、
多様な音楽に触れる機会が多いし、
欧米っぽい曲がはやっていたりするが、
地方ではカラバオであった。

ちなみカラバオ、


があるほど、すごい人なのである。
スマトラ沖地震の津波のときは、
追悼のために、「TSUNAMI」という曲を作ってました。

タイに長くいるにつれて、
CMなどで耳にするカラバオが気にいってしまった。

その頃、ぼくは知り合いのタイ人の家に滞在していたのだった。
その家には3人の子供がいて、
一番上のヌンは小学校高学年くらいだった。
ぼくはヌンに、なんとなく、
「カラバオっていいよね。」
と話した。
ヌンもカラバオは大好きだ。
「うん、カラバオは最高だよ。」
そのときはそれで終わったのだったが・・・

数日後、ヌンが、

それは、彼が知り合いの青年に頼んで作ってもらった、
カラバオ・ベスト、コピー版で、
ヌンが少ないお小遣いから買ったものだった。
ぼくとしては、家に世話にもなっているし、
まだ小学生だ、自分が欲しいものだってたくさんあるはずだ、
だからその分は払ってあげたかった。
それよりも、わざわざぼくのためにCDを作ってもらっただけで嬉しかったから。

だけどヌンは、「プレゼントだからいいんだ」と、
お金を受け取ろうとしなかった。

今でも時々、そのCDを聞く。
その度に、ヌンの優しさを思い出すのである。

と、なんかいい話で終わったところで、
今回は切り上げさせてもらうのである。
せっかくね、いい話出たからね。

ということで、
次回「アチューニ、西武ファンだけど、つば九郎は好き!」
ちなみにぼくの兄貴分の小林さんは、
大の巨人ファンですが、ヤクルトの畠山が好きです。
目がキラキラしてるのが好きだそうです。


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