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旅するハナグマ 第12回 食事編その1

『地球の歩き方』編集部 旅するハナグマ応援隊
『旅するハナグマ』です。さて、今回は「食事編」ということで、旅にまつわる食の話をしようと思うのだが・・・

『地球の歩き方』編集部 旅するハナグマ応援隊

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この世に生まれついたらからには、
何かを食べて生きていかねばならない。
それは人間でもハナグマでも、
旅人でもそうである。
旅人は人間だろ、と突っ込まないでいただきたい。

なぜならぼくの漫画には、

のだから。
ま、ほんとは人間だけどね。

さて、今回は「食事編」ということで、
旅にまつわる食の話をしようと思うのだが、
まあいろいろありすぎて収拾がつかなくなってしまったのである。
それほど食に関しては思い出があるということだろう。
細かく書いてしまったら、それこそ一冊の本ができてしまう。

と、そんな感じなので、食事編の中をいくつかに分けた形で、
進めていこうと思う次第である。

◆ごはん
ぼくは米が好きである。
愛している。
なので、ちょっとの気に入ったおかずでごはんをたくさん食べる、
というのが、ぼくの一番好きな食事である。
具体的にいうと、明太子とか脂ののったはまちの刺身とかがもっとも好きだ。
なので外食をすると、


ということがよくある。
なんとも貧乏臭い切ない話であるが、
米の味が好きなわけであり、
「おかずちょっと」が、ぼくにとって一番おいしく感じられる食べ方なのである。

さて、アジアでは米をよく食べる。
これはぼくにとって安心であり、幸せである。
日本の米とは違うが、
それはそれで違うおいしさがある。

日本の米と違ってパサパサしている東南アジアなどの米は、
カレーのようなものをかけて食べて食べるのに適しているが、
また炒めることにも適している。

タイ、ぼくが一番よく食べるのは、カオパット(タイのチャーハン)である。
トマトが入っているのが良い。
また、付け合せの細いねぎをかじりながら食べるのも良い。
ライムを搾り、唐辛子入りのナムプラーをかけて好みに仕上げるのも良い。

カオパットには、いろいろある。
具が違う。
鶏肉だったり、牛肉だったり、海老だったり、イカだったり・・・
しかし、ぼくが散々タイ全土で食べてきた結果、
やはり豚肉が一番合っているのではないかと思うのである。
一番シンプルなのが一番うまかった、というわけである。

豚肉入りのカオパットを、カオパット・ムウという。
ムウが豚肉という意味である。
ムーではない、ムウである。
ムーと発音しても、おばちゃんには通じない。

ポイントとしては、

である。
そうすると、おばちゃんはきっとわかってくれる。
そうさ、みんな仲間なんだ。
試してみると良いと思われる。

ミャンマーでは、ミャンマーカレーと呼ばれる、
油煮込み料理が有名である。
ミャンマー人はとにかく米を食べる。
カレーを注文すると、
おかわり用のごはんがボールに入れてテーブルに置かれる。

つまり、ハナから、

なわけである。
だからミャンマーのおかずは、
ごはんをたくさん食べられるように、味が濃いものが多い。
ミャンマーカレーは、煮込んだ具材の味が油に染み出しているので、
油だけでもごはんが進むようになっている。

ところで、ミャンマーに幻のご飯料理があることをご存知だろうか。
とりあえず今、『地球の歩き方』の料理のページを見たが、載っていなかった。

でも、ぼくも正式な名前は知らない。
そもそも料理なのかもなんかわからない。

それをぼくは、

と呼んでいる。
ミャンマーには、カオスエという麺料理がある。
それは米の麺に、野菜などの具をたれと一緒に混ぜたものである。
それのごはん版といったらいいだろうか。

では、「まぜまぜごはん(仮)」の作り方を見てみよう。

1.おばちゃんが(当然素手で)ごはんをつかみボールに入れる。
2.ごはんに生野菜と何かたれののようなものを加える
3.無心で混ぜる
4.皿に移す

以上である・・・・
何それ、と思われるかもしれない。
きっとタレの力だろうが、意外とおいしいのである。
しかも、めちゃくちゃ安かった。
衛生面などが気になるかもしれませんが、
ぜひとも試して欲しい一品である。

ごはんといえばカレーであり、カレーといえばごはんである。
まあナンとかチャパティもあるけど、ここではごはんってことで。

日本にも数多くの、カレー屋さんがあるが、
その多くはだいたいネパール人が経営している。
そして多くの店は、「インド・ネパール料理」と書いてある。
ネパール人がやっているにも関わらず、
ネパールの国民食ダルバートが食べられる店は少ない。

ダルバートは、ダル(豆のカレー)とごはん、
タルカリ(野菜のおかず)などで構成される定食である。
ダルバートの知名度は日本では低く、
「カレー=インド」の構図が出来上がっていることからか、
インド風のカレーを出す店が多く、
「ネパールカレー」とメニューにあっても、
インド寄りにしている店ばかり、
ダルバート好きのぼくとしては、たいへん残念なのである。

ところが、ぼくの知ってる中で、
ここだけは本場ネパールのダルバートが食べられる店があるのです。
本場よりちょっと豪華だけど、味はまったく同じ!
ああ、なんとすばらしいことか。


その店はというと、

である。
東京の山手線の田町駅からほど近い場所にあります。
ネパールが恋しくなった方は是非御賞味ください。

◆麺
アジアにはバラエティーに富んだ麺類が多くある。
特に東南アジアである。

だってインドときたら・・・

チョウメンはうまくもないし、まずくもないです。
まあ、「うん、いるな」程度の存在です。
あ、でもネパールにはトゥクパというおいしい麺があります。

が、やはり麺は東南アジアである。
麺といえば東南アジアでも、おそらくベトナムが一番種類が豊富で、
バラエティーに富んでいるのではないだろうか。
フォー、ブン・ボー・フエ、カオ・ラウ、ブン・チャーなど、
思いつくものでもきりがない。
ところがである。

ベトナムにいたときの、麺を食べた記憶があまりないのである。
食べていなかったわけではない。
朝飯にフォーを食べたことはよくあったし、
名物麺も食べてみた。
だけど、そんなに印象がないのである。
なんかね、確かね、失礼ながら言いますと、
すごいおいしかったと思わなかったのですよ・・・

で、話は今年の3月頃に飛ぶのである。
本を出すにあたり、コラムを書くことになり、
コラムに載せる料理の写真がない!どうする!


そうだ!都内のアジア料理店で取材させてもらおう!

となったのである。
写真を載せられる料理は数が限られているので、
なるべく思い入れがあったり、特徴的なものを選んだのである。

その中にフォーが入った。
ベトナム料理も入れとこう、じゃあフォーでいいんじゃね、って感じで。

さて取材当日、写真を撮らせてもらったら、
せっかく作ってもらうんだから、ちゃんと食べたい。
でも一日で5件である。
計画的に食べたいものを絞っていかなければならぬ。

で、ぼくの作戦。
ミャンマーカレーとダルバートを食べたいから、
フォーとかは担当編集ヤマザッキーに食わせちゃえ。
そんなにフォー好きでもないし。

で、高田馬場のベトナム料理店、
撮影は順調に進み、さあ最後に食べましょうとなったのである。
とりあえずぼくは一口のつもりで、フォーを口に運んだ。
次もあるのだ、次がメインなのだ、ここで腹いっぱいにしては困る。
ところが・・・・である。
うめえ・・・・
すげえ、うめえ・・・

結局、

うーん、フォーに対する見方が変わってしまったぞ・・・
うまいじゃないか。
日本にある店だからか。
にしてもうますぎる・・・・
ので、気になる方はぜひ訪れてください。


取材協力ありがとうございました!
また行きます。

と、今回はお店の宣伝みたいになってしまいましたが、
どうかひらにお許しを!
宣伝したからって、ぼくになんかあるわけでもないし、
本当においしいから食べてもらいたいだけだし。

またそのうち食べ物の話は続けたいと思いますが、
腹が減ってきたので、このへんで。
では、次回「アチューニ、腹へってふるえる」
はらへっ〜て はら〜へっ〜て ふ〜る〜え〜る〜


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