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ベトナム航空、羽田-ハノイ路線でエアバスA350-900型機を導入

地球の歩き方編集室 プロデューサー 鈴木達也

■利用者増に応えた機材の大型化

ベトナム航空は、去る3月26日(日)より、羽田-ハノイ路線において、エアバスA321型機からエアバスA350-900型機に変更し運用している。これは、利用客の増大に応えるため機材の大型化を実現したもので、総座席数は従来の178席(ビジネスクラス16席、エコノミークラス162席)から約1.7倍の305席(ビジネスクラス29席、エコノミークラス276席)となった。2010年は442,089人だったベトナムへの日本人渡航者は2016年には740,592人(ベトナム政府観光局)へと約1.7倍となり、羽田-ハノイという人気路線の機材の大型化導入が待たれていた。今回のA350型機の導入は、ベトナムのナショナルキャリアとして、ベトナム航空が掲げている長距離路線における機材の大型化計画の一環で行われたものだ。

ブルーが印象的なA350-900の機体。主翼先端の形状が燃費効率向上に

ブルーが印象的なA350-900の機体。主翼先端の形状が燃費効率向上に

■利便性重視のタイムテーブル

羽田-ハノイ路線のスケジュールは、往路は羽田16:35発(ハノイ着20:20)のため日本各地からの乗り継ぎに便利な時間となっており、その日のうちにハノイ到着が可能となる。また復路は羽田着が15:05(ハノイ発08:15)のため、やはりその日のうちに日本各地への乗り継ぎか可能となっており、利便性も確保されている。

【運航スケジュール】

路線 便名 運航日 出発到着時間 運行機材
羽田-ハノイ VN385 毎日
  • 16:35発→20:20着 (3/26-4/30)
  • 16:35発→20:00着 (5/1-6/30)
  • 16:35発→19:40着 (7/1-9/30)
  • 16:35発→20:05着 (10/1-28)
A350-900
*VN3359 毎日 8:55発→12:25着 B789
ハノイ-羽田 VN384 毎日
  • 8:15発→15:05着 (3/26-6/30)
  • 8:00発→15:05着 (7/1-9/30)
  • 8:25発→15:05着 (10/1-28)
A350-900
*VN3358 毎日 15:05発→22:15着 B789

※往復ともに、日本全国ほとんどの国内便に同日乗り継ぎが可能な時間設定。
※2017年3月26日~10月28日のスケジュール
*印の付いたフライトは、全日本空輸機材・乗務員による共同運航便です。

羽田-ハノイは人気の路線。多くの旅行客が搭乗を待つ

羽田-ハノイは人気の路線。多くの旅行客が搭乗を待つ

■新型機A350-900の特徴

エアバスA350-900は、最新のテクノロジーをふんだんに用い、設計・居住性・サービス・安全性などをとことん追及した機材となっている。機体全体の53%が炭素繊維強化プラスチックで占められており、腐蝕や疲労への耐性を強化。チタンやアルミなどを併用して機体を軽くし、777に比べ燃費効率をよくし、約25%のCO2の排出を削減している。燃費効率を向上させ運航コストが下がる分、ベトナム航空では機内サービスの向上を目指した。
座席はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスを設定して、ビジネスクラスの配列は1-2-1。フルフラットシートを採用し、居住性にもすぐれている。エコノミークラスは3-3-3。席幅は18インチで前の座席とのピッチも広くとり、足元の広さも従来よりもゆったりとしている。どちらもプライバシーに配慮した配列になっている。
また、16710万色の色を再現可能なLED照明は時差ぼけの解消に有効で、すべてのクラスにワイドスクリーン画面を用いて機内エンターテインメントも充実させている。そして乗客ひとりがひとつ以上のキャスター付きスーツケースを収納可能な座席頭上の手荷物棚も利用客にはうれしいポイントだ。

【そのほかのA350-900の機能】

  • ・空気清浄機フィルターで揮発性有機化合物、オゾン除去
  • ・低めの機内与圧
  • ・温度を一定に管理
  • ・2~3分ごとに機内空気の入れ替え
  • ・ゾーン別の空調管理が可能

A350-900のビジネスクラス。座席は1-2-1の配置でプライバシーも守られる

A350-900のビジネスクラス。座席は1-2-1の配置でプライバシーも守られる

フルフラットシートで長時間飛行でも疲れにくい

フルフラットシートで長時間飛行でも疲れにくい

アメニティも充実している

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モニターは16インチでもちろん向きも変えられる

モニターは16インチでもちろん向きも変えられる

エコノミーの座席は3-3-3の配置

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窓側のシートと中央のシートを多少ずらして広さを演出

窓側のシートと中央のシートを多少ずらして広さを演出

エコノミーの座席にもモニターを設置。エンターテインメントが楽しめる

エコノミーの座席にもモニターを設置。エンターテインメントが楽しめる

トイレのアメニティも効率的な配置

トイレのアメニティも効率的な配置

座席頭上の荷物棚も広々

座席頭上の荷物棚も広々

■充実した機内食。ポリシーは「質・量とも減らさない」

機内食は2ヵ月に1度メニューが変更され、ベトナム航空のヘビーユーザーにも飽きを感じさせないサービスとなっている。ビジネスクラス、エコにミークラスともに質・量へのこだわりが、ベトナム航空のこだわり。
ビジネスクラスでは、ベトナム陶器の製造・販売大手のミンロン社製のテーブルウエアを使用し、料理ごとにサーブされる。料理は洋食と和食が用意されており、どちらも2種類のメインからチョイスする。機内で温められて焼きたての風味を再現したパンやバゲット、チーズ、スイーツ、フルーツが各種とり揃えられている。また、ワインも担当者がフランスまで足を運び直接仕入れた赤と白を用意しており、機内食との相性もバッチリだ。
エコノミークラスでも洋食、和食のどちらかを選ぶことができ、日本やベトナムのビール、ベトナムコーヒーなどを楽しめる。

※中部、関西、福岡発はメイン3種類からのチョイスになる。

ビジネスクラスの機内食はミンロン社製の食器で供される。写真は洋食のアミューズ

ビジネスクラスの機内食はミンロン社製の食器で供される。写真は洋食のアミューズ

メイン料理は洋食、和食とも2種類から選ぶ。写真はビーフフィレ。ボリューム満点

メイン料理は洋食、和食とも2種類から選ぶ。写真はビーフフィレ。ボリューム満点

ビジネスクラスではチーズやスイーツ、そしてフルーツも充実 ビジネスクラスではチーズやスイーツ、そしてフルーツも充実 ビジネスクラスではチーズやスイーツ、そしてフルーツも充実

ビジネスクラスではチーズやスイーツ、そしてフルーツも充実

エコノミークラスの機内食は洋食、和食のどちらかをチョイス エコノミークラスの機内食は洋食、和食のどちらかをチョイス

エコノミークラスの機内食は洋食、和食のどちらかをチョイス

■スカイトラックス社の4スターエアラインに認定されたベトナム航空

ベトナム航空は、国際的な航空会社の格付け機関であるイギリスのスカイトラックス社から2016年7月12日に4スターエアラインに認定された。これは、エアバスA350-900などの機材を導入したことによる、空港内および機内における顧客へのサービス、機体メンテナンスなどの安全性、パイロットや客室乗務員、地上スタッフ、エンジニアスタッフなどへのトレーニングなど、ソフト、ハード面で評価された結果だろう。今後も日本-ベトナム間の更なる路線の拡大、サービスの充実を期待したい。

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