ハートの町でバレンタインデー
愛の炎は熱く燃えて・・・

もうすぐ聖バレンタインデー。この時期だけに売られる高級チョコレートを、毎年楽しみにしている女性も多いのではないでしょうか。
兵士の恋を成就させたがために殉教した聖バレンタイン。欧米では、この故事にちなんで、2月14日は愛を深める日、絆を確かめ合う日になりました。
チョコレートなどのプレゼントもそんな習慣からですが、イベントとして盛り上がるのが、ポーランドのヘウムノChelmnoという小さな町。
聖母マリア被昇天教区教会にはバレンタインの聖遺物が保存されていることから、ここ数年で、恋人たちの町、愛の町として知られるようになりました。2月14日には、市庁舎がハートでデコレーションされ(写真)、市民や観光客が、ランタンの火で大きなハートを作ります。
ヘウムノはポーランド北部、ヴィスワ川沿いの美しい古都。コペルニクスゆかりのトルン、ショパンが夏を過ごしたシャファルニャなど、近郊にはロマンティックな見どころもいっぱいです。
天使やハートの形をしたピエルニクは、ショパンも愛した伝統のジンジャークッキー。カップルにぴったりのおみやげですね!
落ち着いた美しさをみせてくれる冬のヨーロッパ。ワンランク背伸びした大人の旅をしたくなる、そんな季節かもしれません。
