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アジア リゾート&スパの楽しみ方の達人
関昭彦(せきあきひこ)さん
1969年ロンドンを皮切りに、商社、新聞社の海外駐在員生活20年。駐在した国は、英国、ケニア、米国、シンガポール、タイの5ヶ国。訪れた国は東西南北70カ国。早期退社後、 海外リゾート、国内の旅館を旅して歩き、写真集「Ryokan」(英語版),「リゾート王国」(日本語版)等を出版。フォトジャーナリストとして活躍中。「アジア リゾート&スパの楽しみ方の達人」としても活動を開始した。
旅の達人が自らの体験や情報をもとに企画した「地球の歩き方 旅の達人」のオリジナルのスペシャルツアー。 ご希望により皆さんの希望を加えてアレンジすることもできます。
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ボルネオ島でエコ・ツーリズム 海抜0mから4,000 mまで世界自然遺産1週間の旅

成田空港からボルネオ島のコタ・キナバルまではマレーシア航空の直行便で5時間のフライト。昼頃の便に乗れば、夕方にはコタ・キナバルに着ける。

ボルネオ島の北部--マレーシアのサバ州にあるキナバル・パークは、超4,000 m級のキナバル山を中心とする自然豊かな動植物の宝庫で、2000年12月にユネスコの世界遺産に指定されている。

世界最大の花といわれるラフレシア、食虫植物であるウツボカズラ、野生のランなどの珍しい植物や、オランウータン、天狗猿、トラ、象などボルネオにしか生息しない動物など希少な動植物を身近に観察できる。

海抜0mのトンク・アブドル・ラーマン海洋公園のマヌカン島から、海抜4,095 mのキナバル山まで1週間のエコ・ツアーをご紹介する。


第1日
成田(或いは関空)からマレーシア航空が週2便の直行便を運航している。これを利用すれば、コタ・キナバルまでは5時間のフライトで、夕方には空港から車で10分足らずでステラ・ハーバー・リゾートに到着できる。宿泊は若い人ならパシフィック・ステラ、年配の方ならマゼラン・ステラが良いであろう。両ホテルは隣接するヨットハーバーやゴルフ場と共にステラ・ハーバー・リゾートの所有なので、ホテルのレストランやスパ、ゴルフ場はどちらに泊まってもサイン一つで利用できる。


第2日
眼前の東シナ海に浮かぶ5つの島。第二次世界大戦後独立したマレーシアの初代首相の名を冠したトンク・アブドル・ラーマン海洋公園である。その中の1つマヌカン島に渡る。ヨットハーバーからフェリーで30分、10軒ほどのロッジがある小島だが真っ白な砂浜とクリアーな海中を泳ぎ回る熱帯魚が美しい。海で遊ぶ道具や施設も、レストランも完備している。海の幸のバーベキューを楽しみ、島のロッジに泊まる。


第3日
フェリーでヨットハーバーに戻り、キナバル公園へ。キナバル山への登山口であるキナバル公園本部はコタキナバルから車で約2時間、標高1,563mの高原にある。コタキナバルのホテルから出発してキナバル山を征服しホテルに戻るパッケージをステラ・サンクチュアリー・ロッジで事前に購入しておけば、往復の車からキナバル公園の入園料、登山料、ガイドとポーター、ロッジの宿泊など纏めて手配できる。午後は翌日の登山手配を確認し、公園本部近くの植物園を見学。キナバル山が望めるヒル・ロッジに宿泊。もう1つの登山口でウツボ・カズラの宝庫であるメシラウ・ネイチャー・リゾートに泊まるのも良い。更に400m登った2,000mの高地にある。


第4日
早朝7:00にキナバル公園本部前に集合し、登山ガイドとポーターと共にパワーステーションまで車で行き、ここから登山を開始する。高度に応じて変化する熱帯雨林や動植物の生態を観察しながら標高3,272mのラバン・ラタへ。ラバン・ラタ・ハットで1泊。道中の登山道や避難小屋は整備が行き届いており、富士登山よりも快適。


第5日
2:30に起床。3時間かけて4,095mのキナバル山頂上に登り、東南アジアの名峰から日の出を拝む。昼ごろまでにキナバル公園登山口まで下山し、昼食後ポーリン温泉へ。露天風呂で疲れた体を癒し、熱帯雨林を地上41mから見られるキャノピー・ウォークを体験する。運がよければ、この近くで世界最大の花「ラフレシア」がみられる。夕方コタキナバルへ。マゼラン・ステラに宿泊。


第6日
隣接のステラ・ハーバー・ゴルフクラブで早朝ゴルフ。グラハム・マーシュ設計の27ホールのコースは17時間営業。夜は11時までプレー出来る。夕方サンセット・クルーズを楽しんだ後、コタキナバル市中のシーフード・レストランへ。活きた車えびをボイルしてもらい、唐辛子醤油で。安くて美味。マゼラン・ステラ泊。


第7日
コタキナバル郊外に出来たばかりの動物園、ロク・カウィ・ワイルドライフ・パークを見学。小ぶりなマレー象、マレー・タイガー、オランウータンなどボルネオでしか棲息しないと言われる珍しい動物を観察。夕方空港へ。


第8日
早朝成田着。

ボルネオ島の自然遺産の旅はエコツーリズムとリゾートライフを満喫できる旅です。


マゼラン・ステラ・リゾート


マヌカン島


キナバル・パーク登山口


ヒル・ロッジからキナバル山を望む


ウツボ・カズラ


ロク・カウィ・ワイルドライフ・パーク


コタ・キナバル市内からのキナバル山遠望.


私のプロフィール

今から40年前の1968年、1ドル360円,1英ポンド1008円、持ち出せる外貨が500ドルのみという時代に、当時勤務していた商社から英国、オランダ、フランス、米国を廻る世界一周の海外出張を命ぜられました。これがきっかけで、以後35年間の会社員生活の半分以上を海外で暮らすことになったのです。


商社、新聞社で海外駐在員として滞在した国は5カ国、5都市。1969年からロンドン、ナイロビ、ロスアンゼルス、シンガポール、バンコクの各都市で3−8年づつ、合計で20年を海外で過ごしたことになります。この間、海外駐在員の特権を利用して、休暇には家族や友人と共に、駐在地周辺の国々のリゾートや名所旧跡を廻って歩いたものです。


1998年早期退社してからは、WifeとCameraを伴い、主にアジアのハイエンド・リゾートや伝統的な日本を代表する旅館を中心に旅して歩き、見学に追われる旅ではなくて、滞在したリゾートや旅館でのステイ・ライフをエンジョイする旅を続けて来ました。
同じリゾートに滞在中のゲストや支配人とアフタヌーン・ティやディナーで談笑したり、同行のメンバーとゴルフ、フィッシング、クルージング、スパなど、そのリゾートの持ち味を生かしたエンタテインメントを幅広く楽しんで来ました。


これらのライフの写真が溜まり、最初に出版したのが2002年の「Ultimate Resorts & Spa – Bali, Borobudur & Lombok」(ラシード社)です。2005年の「The Japanese Spa」(Tuttle Publishing)の出版がきっかけで、有楽町の「外人記者クラブ」でスピーチをする羽目になり、Resort & Spaの世界に更にハマり込んだ次第です。最近出版した写真集が「Ryokan – Japan's Finest Spas and Inns」(Tuttle Publishing, 2007年)と「リゾート王国」(ラシード社, 2008年)です。(紀伊国屋、ジュンク堂書店、丸善、などで発売中。詳細はwww.laseed.com/r-kingdom/ をご覧下さい。)


個人旅行で訪れて滞在し、取材した海外のリゾートは100軒近く、また日本旅館も40−50軒に及んでおります。オーナーや支配人の皆様とは今でも交流があり、機会を見つけては再訪し、旧交を温めております。


近隣のアジア諸国にある素晴らしいリゾートや、日本の伝統が息づいている旅館を、特に時間的余裕の出来た世代の方々にご紹介致したく思っております。 今でも年に10回以上海外に出かけておりますので、ご一緒できるプランも企画できればと考えております。


ロサリ・コーヒー・プランテーション・ジャワでGMと


アマンキラ・バリの歓迎


オベロイ・ロンボックのサンセット


ココア・アイランド・モルディブ


リゾート王国(2008年2月出版)


フォーシーズンズ・チェンマイのヨガ・レッスン


フォーシーズンズ・リゾート・モルディブにてシェフと