地球の歩き方
海外旅行の「地球の歩き方」TOP >  地球の歩き方「特派員ブログ」TOP >  ヨーロッパ >  グラスゴー特派員 >  ベルセイ城のクリスタルの馬

イギリス・グラスゴー特派員ブログ
ギブソン みやこさん

地球の歩き方のイギリス・グラスゴー特派員が現地からヨーロッパの旅行・観光・食事・プレイスポットなどの現地最新情報をお伝えします。



ベルセイ城のクリスタルの馬

先月、訪れたばかりのベルセイ城なのですが(そのときのもようとベルセイ城とについては、こちらをご覧ください)、城内で、ポール・マッカートニーの次女でファッションデザイナーでもあるステラ・マッカートニー作のクリスタルの馬「ラッキー・スポット(Lucky Spot)」の展示がはじまったので再訪してきました。

春がほころぶクゥオリー・ガーデン(Quarry Garden)内の小道を行くと、このような立て札が……。


P1070464x.jpg


立て札には、「シーッ!神秘に満ちたクリスタルの馬の居場所への目印や物音に気をつけて」と書かれていると思ったら、


P1070465x.jpg


なるほど、これは蹄鉄……?


IMG_0590x.jpg


しばらく行くと、木陰から馬のいななきが……。


IMG_0591x.jpg


おやおや、今度は軽やかな馬のひづめの音が近づいてくる。


P1070478x.jpg


ほんの1か月のあいだに、石切り場を利用して造営されたクォーリー・ガーデンの緑は深まりを見せ、あでやかな色合いの花々も開花していました。


IMG_0593x.jpg

P1070481x.jpg


クォーリー・ガーデンを抜けると視界が開け、ベルセイ城が姿を現しました。


IMG_0597x.jpg


お城の入り口をくぐり、薄暗い城内へ。クリスタルの馬が展示されているのは、2階の大広間。


P1070489x.jpg


石の螺旋階段を上って大広間にたどりつくと……。


P1070493x.jpg


窓から差し込む光を受けてきらめく馬の姿が薄暗い大広間の中央にうかび上がっていました。ステラ・マッカートニーは、この中世の古城の雰囲気や神秘的なクゥオリー・ガーデンにインスピレーションを受け、ロマンチックで魔力に満ちた、視覚的にも魅力的な何かをと制作意欲をかき立てられたのだそうです。


IMG_0599x.jpg


そこで、お城の天井から何千というクリスタルの粒のカーテンをたらして、跳躍する馬の姿を表現するアートワークをデザインしたのだとか。クリスタルは、光の加減によって虹色に輝くスワロフスキー・クリスタル(Swarovski crystals)が使用されており、窓から差し込む自然光が淡く照らす石の城壁を背景に、見る角度や光の加減によって跳躍する馬の姿が微妙な色合いにうかび上がります。


IMG_0605x.jpg


石の螺旋階段をさらにのぼっていくと、屋上へ出る階段の途中の窓からラッキー・スポットを見おろすこともできます。


IMG_0608x.jpg


螺旋階段をのぼりつめると、お城の屋上。


P1070512x.jpg


お城の屋上を王冠のように取り囲んでいるバトルメントのあいだから望める風景も、1か月のあいだにいよいよ緑を萌えたたせていました。その風景の中に、クリスタルの馬の飛翔する姿を想像してみるのも悪くはありません。


P1070511x.jpg


クリスタルの馬の展示は、来春までです。ベルセイ城へのアクセス、その他の詳細については、最後にご紹介するサイトをご覧ください。週末や祝日、学校のお休みの期間は込み合うかと思います。ゆっくり見て回りたい場合は、10時の開場をめがけて出かけられることをお勧めします。


クリスタルの馬が展示されている
ベルセイ城とベルセイホール&ガーデンのサイト



2009年05月11日| | コメント(2) | トラックバック (0)

関連記事
イギリス最大のリゾート地ブラックプール
地球のくれた宝物「トレジャー・オブ・ジ・アース」
ドールハウスのお屋敷ウォーリントン
公爵一家の居城のある町インバレリー
スコットランドの古戦場カローデン


この記事のトラックバックURL

トラックバック

"ベルセイ城のクリスタルの馬"へのトラックバックを受付中です。


コメント

あーやっぱりイギリスっていいなあ!!
石造りの館、柔らかい緑地、5月のデンドロンの色
それに「シーッ」が通用する世界。
日本なら休日、馬靴なんか無くても人が連なっています。こんな道標アメリカで見たことがありますが、そこでは輪投げの輪ッカの代わりに本物の蹄鉄を投げてました。昔カウボーイの遊びだったそうです。

ポールさんのお嬢さんもやはり芸術家なんですね
釣り馬は操り人形みたいですね。内部は空洞でしょうか。X線のCTスキャン像なども作れそうですね。微風に揺らぐと綺麗でしょう。薄暗い部屋の窓光にも躍動するでしょうね。

投稿者 : 2009年05月13日 20:21


ていねいにコメントをありがとうございます。


クリスタルの馬の内部も、
クリスタルの粒が均一にぶらかがっている感じでした。
どこにも、いくつぶらさがっていると書かれていないのですが、
相当の数ですよね。
ところが、びっくりすることには、
展示してある大広間には、誰も見張りの人がいないのです。
保険はかけてあると思うんですが、
もっと用心しなくていいのかなあと思ってしまいました。

それに、たしかに人が少ないのもいいです。
目の前におとぎの空間が現われたような感じっていうか、
古城の雰囲気とクリスタルの馬、しっくりとなじんでました。

投稿者 みやこ : 2009年05月13日 22:07


この記事にコメントする






地球の歩き方