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成長著しい“今”を伝える「地球の歩き方 ロシア」最新刊登場!

「地球の歩き方」取材スタッフ:藤原浩(旅行ライター)
『地球の歩き方』ロシア編は今回も大改訂を実施! 『地球の歩き方A31 ロシア ウクライナ ベラルーシ コーカサスの国々』’08〜’09年版が発売されました。 今回の改訂は、2006年の発行に続いて大幅なリニューアルを敢行しています。総ページ数は約70ページ増えて600pページに迫り、さらに重い…、いや充実したガイドブックとなりました。 経済成長著しいロシアは、いま世界でいちばん変化のスピードの早い国であるといえます。2007年末にはサンクトペテルブルクにトヨタの工場が操業を開始するなど、日本との結びつきも年々高まり、観光客も増加の一途をたどっています。そしてこの春には、待望の成田〜サンクトペテルブルク直行便が開設され、ロシア旅行がより便利になりました。 憧れのエルミタージュも、これ一冊で そんなロシアの最新情報をお届けすべく、全面リニューアルした『地球の歩き方』。なかでも、今回の改訂では“美術”に徹底的にこだわりました。エルミタージュ美術館が6ページ増の14ページになるなど、美術関連ページだけで36ページと、旧版の18ページから倍増しています。 エルミタージュ、トレチャコフ、プーシキン、ロシアの4大美術館には、すべて詳しい館内見取り図を付し、図版も豊富に盛り込みました。また、日本では馴染みの薄いロシア美術については、新たに概説や人物紹介ページも設けています。 2007年冬の取材では、エルミタージュ美術館の取材だけで数日を費やし、館内のすべてをくまなくチェックいたしました。歩けど歩けど続く展示室、あちこちで行われている改修工事、またそれに伴う一時的な展示替えなど、まさに“迷宮”ともいえるエルミタージュ。 「この壁の向こうにも展示室があるはずなんだけど…」 「ここは展示室なのか、それとも物置なのか?」 「なんで、ここで行き止まりなの?」 「トイレ行きたい…」 などなど、取材者自身も迷い続けた数日間。その成果(?)を、余すところなく『地球の歩き方』で披露しています。見学前に知っていただきたいポイントについて整理したほか、館内見取り図も隅々までチェックして最新情報に改めています。個人でもツアーでも、『地球の歩き方』があればエルミタージュは迷いません。でも、やっぱり見学時間は長い方がいいですね。取材も時間との闘いでしたから… 美術館以外も、もちろん充実 もちろん、4大美術館以外の記事についても、大幅にリニューアルいたしました。モスクワでは、改修工事の終わった国立歴史博物館を館内見取り図つきで詳しく紹介し、また新たに東洋美術館を紹介。サンクトペテルブルクでは、イサク聖堂血の上の救世主教会など、誰もが訪れる見どころについてはページを増やして詳しく解説しています。私が得意とする鉄道情報についても、モスクワ〜サンクトペテルブルク間を結ぶ豪華寝台特急「赤い矢号」をグラビアで紹介するなど、充実させました。 シベリア編もいよいよ取材開始 さて、2008年末には姉妹版『地球の歩き方A32 シベリア&シベリア鉄道とサハリン』も改訂を予定しています。 ロシア編が主にヨーロッパ・ロシアを対象としているのに対し、こちらはシベリア・極東全域を重点的に紹介しています。ウラジオストクやハバロフスク、イルクーツクなどのシベリア鉄道沿線の諸都市については、現在刊行されている唯一の日本語ガイドブックでもあります。 シベリア編の取材はベストシーズンを迎えるこれから。本は薄いですが、取材対象地域が広い範囲に散らばっているので、シベリア編のための取材もたいへんです。 この夏、取材チームはシベリア、極東各地を隈なく取材し、年末には最新情報を盛り込んだ改訂版をお届けする予定です。どうぞこちらもご期待ください。 シベリア鉄道の本が刊行されました 最後に、僭越ながら拙著の紹介をさせていただきます。 今年2月、東洋書店が刊行する「ユーラシア・ブックレット」シリーズの一冊として、『シベリア鉄道―洋の東西を結んだ一世紀』を上梓いたしました。シベリア鉄道を中心としたロシア鉄道の歴史を中心に、与謝野晶子や林芙美子などシベリア鉄道で旅をした作家たちのエピソード、「ロシア号」での旅など、これ一冊でシベリア鉄道の概要が分かるようまとめています。今年の夏にシベリア鉄道の旅を計画されている方は、ぜひ『地球の歩き方』とともに、お読みいただければ幸いです。
巻頭特集■巻頭特集ではテーマごとに見どころを紹介していますトレチャコフ美術館■トレチャコフ美術館もボリュームアップ! いずれの美術館も豊富な図版とともに紹介していますエルミタージュ美術館■徹底取材を行ったエルミタージュ美術館

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